オヤジ×大学生 その2

 西田さんは友達の父親だ。
 失恋したての夜に偶然逢い、西田さんが居酒屋に誘ってくれた。そして二次会代わりに西田さんの家に飲みに行った。ちなみに友達は大学に入ってから一人暮らしをしている。西田さんも一人暮らしという訳だ。
 そして──
「自分でローションを挿れて見せて」
 西田さんが恥ずかしい要求をする。
 あのあと。西田さんは携帯の番号を教えてくれた。本当はもう連絡なんてする気はなかった。なのに俺は、三日後に自分でかけていたのだ。
 俺はローションを左手に出した。右手の人差し指にそれを付ける。そして自分の中に──
 ……痛い。
「そんなんじゃ全然ダメだよ」
 笑いながら西田さんが俺の右手首をそっと握った。
「もっといっぱい取らなきゃ」
 ぴちゃぴちゃと音がするそれを人差し指に擦り付けて、俺は再度、自分の入り口に指を当てた。今度はするりと入った。
 ……あっ。
 ヤバい、かも。
 俺はおそるおそる自分の中を擦り始めた。それがだんだん激しくなる。
「そんなに気持ちいいの?」
 西田さんは不意に俺の手首を掴み、そして、俺の中から俺の指を引っ張り出した。
「はしたない子だ」
「西田さん……」
 だって。教えたのは西田さんだ。
「とりあえず、俺の指の方がいいと思わないか?」
「思うっ……──!」
 西田さんはジーンズの上から、俺のを擦った。それから俺の唇に人差し指と中指を突っ込む。俺はそれにむしゃぶりついた。舌を絡め、扱く。
 ああ、どうしよう。これが中に入ったら。それを想像しただけで、おかしくなりそうだ。
 西田さんは俺の目を覗き込んだ。
「指を挿れてってお願いしてよ」
「指、……挿れて。いっぱい欲しい。かき回して。おかしくして」
 言ってるうちに昂ぶってきた。俺は西田さんの首に腕を回して唇を重ねる。
 西田さんが俺の乳首を摘んだ。
 ……そこじゃ、なくて。
「そんなに身体を捩るんじゃないよ」
 笑みを含んだ声で囁く。西田さんは、指を俺の中に挿し入れた。
「……──!!」
 達く、かと思った。
「今度は自分で俺のを挿れて」
 西田さんが悪戯っぽい声を出す。俺はふらふらと、差し出された西田さんのを掴んだ。もう大きくなってる。それを自分の入り口に当て──
「まだゴムを着けてないからダメ」
「はや……く……」
 やば。声、上ずってきた。
「俺が着ける間、自分のを握ってて」
「何で──っ」
 俺が西田さんの目を見ると、西田さんは俺の耳たぶを噛んだ。身体に、甘い痺れが走る。
「じゃないと俺、……萎んじゃうかもしれないよ」
 西田さんが脅すように言う。
 俺は自分のをぎゅっと握った。……自分で触っても、感じる。でも。
「西田さんが欲しい……」
 心の中で思ったはずなのに、口にしてしまっていた。
 西田さんが少し驚いた顔になる。それから俺の頬にくちづける。
 そうじゃなくて。もっと。
 西田さんが俺の乳首を噛んだ。喉がのけぞる。ムチャクチャ感じる。痺れる。どうしよう。早く、早く欲しい……
「自分で跨って」
 ゴムを着け終わった西田さんが余裕の声で俺に囁く。
 俺は無我夢中で西田さんのを掴んだ。入り口に当てる。
 ──中に、大きいのが入ってくる。
 俺は西田さんの首に腕を回した。キスする。欲しい。西田さんのすべてが。何もかもが。
 西田さんが腰を軽く動かす。感じる。……でも、それだけじゃ物足りない。
 俺は自分で腰を上下させ始めた。気持ちいいところに当たるように擦り始める。西田さんに捕まりながら腰を動かしていると、すごく気持ちいい。
 そのとき、いきなり西田さんが俺の腰を抱きしめた。固定されて、動けない。
「そんなに動きたいのか? 淫乱な子だ」
「……だって」
 内壁の擦れる気持ちよさを教えてくれたのは西田さんだった。今さらそんなこと言われても。
「俺は挿れてるだけで、おまえが締め付けてくるから気持ちいいよ。もう動かなくてもいいくらいだ」
 意地悪く耳元で囁く。……ぞくりと震える。内容はすごく意地悪なのに、どうして俺、感じてるんだろう。
「……西田さん」
 身体が震える。気持ちいいのに、……行き場がない。
 そのとき、西田さんが俺の乳首を噛んだ。や。それで震えて、……内側が、擦れて、すごくよかった。
 でも、それだけ。
 西田さんが俺の乳首を舐め、指が俺の乳首を摘む。身体の芯が熱くなる。すごい。
 なのに。
「また溢れてきた」
 不意に俺の先端を摘んで、西田さんが意地悪く言った。
「ほら、こんなに濡れてるよ」
 俺の先端を指で擦られて、俺は悲鳴を上げそうになった。
 もっと。全体に擦ったり、内側も、……ああ、全部欲しい。なのに。
 先端から液が溢れているのが判る。もっともっと擦って欲しい。
 西田さんが、俺の顎を掴んだ。唇を俺の唇のすぐ近くに持ってくる。
「ちんぽ挿れられるの大好きって言って」
 ──!
 あまりの言葉に、俺は絶句してしまった。
「好きじゃないんだったら、今すぐ抜くよ」
 ぎょっとした。
 今、抜かれたら。
「……好き」
「聴こえないな」
 意地悪な西田さんの声。
「……挿れ、られるの、好き」
 小さな声でぼそぼそ言うと、西田さんは不意に俺の肩を掴んだ。俺の身体を床に押しつける。そして、俺に打ちつけたものを、そっと抜き始めた。
「やだっ」
「欲しくないんだろう?」
「ち、……ちんぽ、挿れられるの、好き……」
「ただ好きなんだったら、指でもいいだろ?」
「指じゃなくて!」
 西田さんのが、容赦なく俺から抜けていく。
「西田さんのちんぽが大好き!」
 俺は思わず言っていた。
 西田さんが動きを止める。
「ちんぽが、大好き」
 俺は何とか呟いた。
「挿れられるのが、だろ」
 西田さんの冷静な口調。
「い、……挿れられるのが、大好き」
「何を?」
「西田さんの、……ちんぽ」
「これか?」
 西田さんが、ゆるゆると俺の中に挿れ始めた。俺は嬌声みたいな声を上げて、西田さんを迎え入れる。
 無言で西田さんが俺の肩を掴み、奥まで激しく突く。俺はそれに合わせて、高い声を上げる。
 俺の身体、おかしい。
 つい最近まで、女しか知らなかった。こんなになるなんて知らなかった。
 男に……友達の父親に、あんな卑猥なことを言われて、それを受け入れるなんて思いもしなかった。
 それどころか──
「もっと」
「欲張りな子だ」
 西田さんが低い声で囁いて、そして。
 一段と激しく突かれて、俺は悲鳴のような声を上げて、果ててしまった……

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